ダ鳥獣戯画のすべて

戯画百鬼夜行絵 解説

解説

戯画百鬼夜行絵巻(ぎがひゃっきやぎょうええまき)

平安時代から令和の間に制作されたと考えられてる魑魅魍魎を描いた絵巻物。

この絵巻は関西の古民家の屋根裏から発見された絵巻で、京都大徳寺山内の塔頭・真珠庵(しんじゅあん)に所蔵される『百鬼夜行図』と酷似しており関連性を研究されている。

日が落ちてから都の大路を練り歩く妖怪たちは、夜明けの光に浄化され駆逐されている。人の妬み嫉み、捨てられた物の寂しさなどから生じた物の怪も太陽の光には勝てないようだ。

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